みなさん、お久しぶりです。TechMoneyです。
今月も総資産レポートまとめていきたいと思います。
- 社会人2年目(エンジニア)
- 株式投資4年目(大学4年生から株式投資開始)
- 趣味は筋トレ
- 個人では資産1億円を目指しており、『資産運用人口を増やす』ことを目的に情報発信をしています。
この記事でわかること
- 株価分析ツールを活用した効率的な投資手法
- 無料で使えるおすすめの株価分析ツール
- 各ツールのメリット・デメリットの比較
- 投資の精度を上げるための活用ポイント
1. はじめに:2025年、投資家にとって株価分析ツールがいかに重要か
2025年を迎えるにあたり、株式投資の世界はますます複雑化し、情報過多の時代を迎えています。このような環境下で、個々の投資家が市場の動向を的確に捉え、賢明な投資判断を下すためには、強力な武器となる株価分析ツールの存在が不可欠です。かつては専門家や機関投資家のみが利用できた高度な分析ツールも、現在では無料で利用できるものが増え、個人投資家にとって非常に有利な状況が生まれています。株価分析ツールは、企業の財務状況、業界内での立ち位置、将来の成長可能性などを多角的に評価するために、まるで投資の羅針盤のような役割を果たします 。
株式分析は、投資を行う前にその価値を見極めるための重要なプロセスです。企業の収益性、負債状況、資産などを詳細に分析することで、目標に合った投資先を選び、そうでない投資を避ける手助けとなります 。企業の過去と現在のデータを検証し、将来の株価を予測する手法を確立することは、投資家にとって利益を最大化し、リスクを管理するための鍵となります 。市場のトレンドを把握し、企業の成長の可能性を評価することはもちろん、株価が急騰または急落する理由を理解する上でも、株価分析は非常に重要です 。
現代のトレーディングプラットフォームは、信じられないほどの洞察、ニュース、そしてリアルタイムデータを提供し、投資家がデータに基づいた意思決定を行えるように支援します 。多くのプラットフォームは、過去のパフォーマンスを分析し、将来の潜在的な変化を予測するのに役立つ、豊富なツールと指標も提供しています 。株価分析ツールを活用することで、噂や市場の喧騒に惑わされることなく、客観的なデータに基づいて投資判断を行うことが可能になるのです 。
2. なぜ株価分析ツールを利用するのか?
株価分析ツールを利用する目的は多岐にわたりますが、ここでは主要な目的を掘り下げて解説します。
- ニュース取得&まるッと世界情勢がわかる
- スクリーニング
- 特定の企業をふかぼって調べたい
– ニュース取得&まるッと世界情勢がわかる
世界経済の動向は、個々の企業の株価に大きな影響を与えます。金利、インフレ率、経済成長率といったマクロ経済指標を把握することは、市場全体のトレンドを理解する上で不可欠です 。株価分析ツールの中には、世界各国の市場の状況を一覧できる機能や、特定の国の経済指標に関する情報を提供しているものもあります。これにより、投資家はグローバルな視点から投資判断を行うことができます。
市場の動向や個別企業の最新情報を迅速に把握することは、タイムリーな投資判断を行う上で非常に重要です 。株価分析ツールの中には、国内外の金融ニュースをリアルタイムで配信する機能や、特定の銘柄に関するニュースやアナリストの評価をまとめているものもあります。これにより、投資家は常に最新の情報を把握し、市場の急な変動に対応することができます。
– スクリーニング
何千もの上場企業の中から、自分の投資基準に合致する銘柄を探し出す作業は、手作業で行うには限界があります。株価分析ツールのスクリーニング機能を利用すれば、業績、財務状況、株価指標など、様々な条件を設定して、効率的に銘柄を絞り込むことができます 。例えば、「PER(株価収益率)が10倍以下で、ROE(自己資本利益率)が15%以上の企業」といった具体的な条件で検索することが可能です。
– 特定の企業をふかぼって調べたい
気になる企業が見つかったら、その企業の詳細な情報を深く掘り下げて分析することが重要です。株価分析ツールは、企業の過去の財務諸表、業績推移、株価チャート、関連ニュースなどを一元的に提供します 。これにより、投資家は企業の収益性、成長性、財務健全性などを詳細に分析し、投資判断の根拠とすることができます。企業の経営陣の質や、業界内での競争力なども分析の重要な要素となります 。
– その他重要な目的
上記以外にも、株価分析ツールは以下のような目的で利用されます。
- 投資のタイミング分析: テクニカル分析ツールを活用することで、過去の株価や取引量のパターンから、将来の株価の動きを予測し、最適な売買のタイミングを見極めることができます
- リスク管理: ポートフォリオ全体のリスクを評価し、分散投資の効果を確認することができます 。
- ポートフォリオ最適化: 目標とするリターンとリスクに合わせて、ポートフォリオの構成を調整することができます 。
- 投資戦略の策定と検証: 過去のデータを用いて、様々な投資戦略の有効性を検証することができます 。
これらの目的を達成するために、様々な機能を持つ無料の株価分析ツールが提供されています。次のセクションでは、2025年に注目すべき無料の株価分析ツールを具体的に紹介していきます。
3. 2025年注目の無料株価分析ツール
ここでは、ユーザーが挙げた7つの無料株価分析ツールに加え、2025年において日本国内で人気のある無料の株価分析ツールをいくつか紹介します。
- finviz
- 世界の株価
- 株探
- Yahoo!ファイナンス
- マネックス証券
(銘柄スカウター)
- buffett-code
- tradingview
- X(番外編)
- AIツール
これらのツールは、それぞれ異なる特徴と強みを持っています。次のセクションでは、これらのツールを詳細に比較していきます。
4. 無料株価分析ツールの徹底比較
ここでは、前項で挙げた主要な無料株価分析ツールについて、主な機能と特徴、利用のメリット、デメリット、そして特にどのような目的の分析に適しているかを比較します。
ツール名 | 主な機能と特徴 |
---|---|
finviz | 株価スクリーナー、ヒートマップ、ニュースアグリゲーション |
世界の株価 | リアルタイム株価チャート、日本語対応、仮想通貨比較機能 |
株探 | 決算速報、個別銘柄分析、業績ランキング |
Yahoo!ファイナンス | 株価情報、ニュース、投資信託ランキング |
銘柄スカウター(マネックス証券) | 過去の財務データ、スクリーニング機能 |
buffett-code | 大株主情報、M&A情報、資料検索機能 |
tradingview | 高度なチャート分析、テクニカル指標、コミュニティ機能 |
5. ツールの詳細
ここでは、具体的に各々のツールの使い方を紹介していきます。
finviz
finvizは、全世界の市場全体を視覚的に把握するのに非常に役立つツールです [ユーザー情報]。特に、提供されている市場マップ(https://finviz.com/map.ashx?t=geo)を利用すれば、世界各国の市場の状況を一目で確認できます。また、米国市場全体の傾向を把握するためのマップ(https://finviz.com/map.ashx)も提供されており、セクター別のパフォーマンスなどを視覚的に分析することができます。広範な市場の動向を把握し、投資戦略の方向性を定めるのに役立つでしょう 。
- – 世界市場の全体像を一目で把握可能
- – 地理的・セクター別市場マップ
- – 米国市場の詳細な傾向分析
世界の株価
世界の株価は、その名の通り、世界各国の株価指数や主要銘柄の株価を日本語で分かりやすく表示してくれるツールです 。特に、仮想通貨との比較機能が充実している点が特徴で、株式投資と並行して仮想通貨にも関心のある投資家にとっては便利なツールと言えます [ユーザー情報]。X(旧Twitter)への投稿機能も備わっていますが、僕はあまり使ったことがないです笑。手軽に世界各国の市場動向を把握したい場合に適しています
ビットコイン業界の比較が一目見てわかる。
米国の市場状況が一目でわかる
– 株探
株探は、個別銘柄の分析やニュース、業績の良い銘柄を探すのに非常に優れています 。企業の概要やテーマ、過去最高益を示した決算情報などを手軽に確認できる点は大きなメリットです。
四半期ごとの決算情報や財務状況、収益性も把握できるため、ファンダメンタル分析の基礎として活用できます。
個人的には、株のSNSとして利用しています。投資家たちが何を気にしていて、何を調べているのか一目でわかります。
決算速報が以外と便利
検索ランキング
– Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンスは、総合的な情報サイトとして多くの投資家に利用されています 。株価情報、ニュース、株価ランキング、投資信託ランキング、為替レート、経済指標など、投資に必要な幅広い情報が網羅的に提供されています 。特に、日本株に関する情報が充実しており、リアルタイムの株価情報や過去の株価データ、業績情報などを手軽に確認できます 。シンプルなインターフェースで初心者にも使いやすく、日々の市場チェックや基本的な情報収集に非常に便利です 。
特徴としては、何といっても過去10年以上前のデータが見れることです。
補足:海外版のyahoo financeもあり、これはニュース番組が無料で視聴できるので海外の情報も取得したい方にはおすすめ.(yahoo finance)
英語の学習にも良いので興味のある方はご覧ください!!
– 銘柄スカウター(マネックス証券)
銘柄スカウターは、マネックス証券が提供するツールで、特に日本株の分析に強みを持っています 。過去5期の業績推移や配当状況をグラフで分かりやすく表示する機能や、詳細な企業情報を確認できる点が特徴です 。マネックス証券の口座を持っていなくても、「銘柄スカウターライト」という無料版を利用することで、基本的な企業分析を行うことができます 。長期的な視点で企業の成長性や株主還元姿勢を分析したい投資家にとって、非常に役立つツールと言えるでしょう。
例えば、下記情報で高配当銘柄を絞り込んでみましょう.
配当利回り:5%以上
売残:10000株
アナリストの数:1以上
step0:スクリーニング画面
step1:スクリーニング条件入力
step3:スクリーニング結果
buffett-code
buffett-codeは、他の株価分析ツールとは一線を画すユニークな機能を提供しています。例えば、誰がどの株を保有しているのかという大株主情報を、ある程度把握することができるとされています 。
また、企業の開示資料などを効率的に検索できる資料検索機能は非常に優れており、深掘りしたい企業がある場合に、まずここから情報を探し始めるというユーザーもいるようです 。M&A情報も閲覧できる点が特徴ですが、これについては後述します。スクリーニング機能は無料版では利用できない点は注意が必要です 。
特徴として、株主の保有銘柄などがわかる.
井村俊哉の保有銘柄
株価✖︎ニュースが一元管理で確認できる
この時は、自社株買いで株価が上がっていそうですね…
そのほか、基本的な業績や事業別売り上げなどもわかります。
*注意点
海外の企業は、分析項目が 少なくセクター別売り上げなど細かい内容は確認できない。
M&A情報も一覧で把握できる
M&A(企業の合併・買収)情報は、投資判断において重要な意味を持つ場合があります 。M&Aは、企業の成長戦略の一つであり、成功すれば企業価値の向上につながる可能性があります。buffett-codeでM&A情報を把握しておくことで、以下のような投資上の意義が考えられます。
- 成長戦略の理解: 企業がM&Aを行う背景や目的を理解することで、その企業の成長戦略や将来性を評価する手がかりとなります 。
- シナジー効果の予測: M&Aによって生まれる可能性のあるシナジー効果(例えば、コスト削減や新たな市場への参入など)を予測し、投資判断に役立てることができます。
- 買収プレミアムの獲得: 買収される側の企業の株価は、買収発表後に買収価格に向けて上昇する傾向があります。M&A情報を早期に把握することで、このような投資機会を捉えることができる可能性があります。
- 業界再編の兆候: 特定の業界でM&Aが頻繁に行われる場合、業界再編の動きが活発化している可能性があります。このような情報を把握することで、業界全体のトレンドを予測し、投資戦略を立てることができます。
ただし、M&Aが必ずしも成功するとは限らず、株価に悪影響を与える可能性もあるため、M&A情報だけでなく、企業の財務状況や事業内容なども総合的に分析することが重要です。
– TradingView
TradingViewは、非常に高機能なチャート分析ツールを無料で利用できる点が大きな魅力です 。多様なチャートタイプ、豊富な描画ツール、そして数多くのテクニカル指標が用意されており、本格的なテクニカル分析を行いたい投資家にとって最適なツールと言えるでしょう 。株式だけでなく、FXや暗号資産など、幅広い市場のチャート分析に対応している点もメリットです 。また、世界中のトレーダーがアイデアや分析結果を共有する活発なコミュニティも存在し、他のトレーダーの視点や分析手法を学ぶことができます 。無料プランでも基本的な機能は十分に利用できますが、より高度な機能やカスタマイズ性を求める場合は有料プランへのアップグレードも検討できます 。
割と、テクニカルな分析を好む方におすすめなツール
お絵描きができる(ナイトモードがかっこいい)
競合他社との比較が簡単
季節性があるのか可視化できる
最近は、何でもAIを使って課題を解決しようとしがちです.
株価分析でも当然AIは使われるべきでしょう.
今回は、AIで株のスクリーニングができるのか確認してみました!!下記条件で株を絞り込んでもらおうように指示をして検証してみました.
配当利回り:5%以上
売残:10000株
アナリストの数:1以上
結論として、上手くいかなかったです.⇩(結果比較)
マネックス証券のスクリーニングにかけた結果とは異なりましたね….
やっぱりAIは使えないのか?
答えは、NO!!
AIにも得意・不得意があり、できることとできないことがあります。今回、最初に見せた例は、不得意な例です.最新の情報を収集して、評価するというのはまだできないみたいです。(もしかしたら、自分の悪かったかもしれませんが….)
では、何が得意なのか??ざっくりいうと
要約(決算書など)
テスラの決算資料を読み込ませて、要約させてみました
投資シミュレーション
S&P500に毎月1万円積み立てた場合の年代別資産推移をシミュレーションしてもらい、図解を書いてもらったのが下記になりますが、非常にわかりやすく嘘がない内容に仕上がっていると思います.(今回使ったのは、図解が得意なclaudeです)
引用:https://x.com/TechMoney191260/status/1902136599384879147
6. 無料株価分析ツールの選び方と注意点
数多くの無料株価分析ツールが存在する中で、どのツールが自分に最適なのか迷う方もいるかもしれません。ツールの選択にあたっては、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 投資スタイル: デイトレード、スイングトレード、長期投資など、自分の投資スタイルによって必要となる機能は異なります。例えば、デイトレーダーであればリアルタイムの株価情報や高度なチャート分析機能が重要になりますが、長期投資家であれば企業のファンダメンタルズ情報や業績推移などがより重要になるでしょう。
- 分析の目的: どのような分析を行いたいかによって、適したツールは異なります。「まるッと世界情勢を把握したい」「特定の銘柄を深く分析したい」「スクリーニングで有望な銘柄を見つけたい」など、目的に合わせてツールを選びましょう。
- 使いやすさ: ツールによっては、多機能である反面、操作が複雑で初心者には使いにくい場合があります。自分のITスキルや投資経験に合わせて、無理なく使いこなせるツールを選ぶことが大切です。
- 情報の信頼性: 提供されている情報の信頼性は非常に重要です。特にニュースや企業情報については、複数の情報源と照らし合わせるなどして、情報の正確性を確認するようにしましょう。
- 日本語対応: 日本語で利用できるツールを選ぶことで、ストレスなく分析作業を進めることができます。
- 無料版の機能: 多くのツールは無料版と有料版を提供しています。まずは無料版を試してみて、自分に必要な機能が揃っているかどうかを確認しましょう。もし無料版では機能が不足していると感じた場合は、有料版へのアップグレードも検討できます。
また、無料のツールを利用する際には、以下のような点に注意が必要です。
- 広告表示: 無料版のツールには広告が表示される場合があります。広告が分析作業の妨げになる場合は、有料版を検討するか、広告ブロッカーなどの利用を検討しましょう。
- 機能制限: 無料版では、利用できる機能やデータに制限がある場合があります。例えば、テクニカル指標の数や利用できる期間などが制限されていることがあります。
- サポート体制: 無料版のツールでは、サポート体制が有料版に比べて手薄な場合があります。
これらの点を踏まえ、いくつかのツールを実際に試してみて、自分に合ったツールを見つけることをお勧めします。
7. まとめ
この記事では、2025年におすすめの無料株価分析ツールを徹底的に比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。今回紹介したツールは、それぞれ異なる強みを持っているため、ご自身の投資目標や分析スタイルに合わせて最適なツールを選ぶことが重要です。
株式投資において、情報収集と分析は成功のための重要な要素です。無料の株価分析ツールを賢く活用することで、より深い洞察を得て、自信を持って投資判断を下すことができるようになるでしょう。ぜひこの記事を参考にして、ご自身の投資活動に役立つツールを見つけてみてください。
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